月曜の朝、また眠れなかった、と思って目が覚めました。いつもそうなのですが、日曜の夜から月曜にかけては寝つきが悪くて眠りも浅いのです。いくら生活習慣を整えても、体調がずいぶん良くなっていても、これだけは変わらないままです。
ただ、昨晩試してみたことはすこし効果がありました。眠れないときには、そのこと自体を問題視してどうにか眠ろうと頑張ってしまいがちです。そしてうまく寝付けず苛々して、より眠れなくなります。なので、眠れないときにはあえて寝ようとしないことにしました。横になっている環境自体は心地よいので、その感覚を大事に感じることにしたのです。シーツのさらさらとした肌触り、扇風機で回る空気の流れ、外から聞こえる雨の音、ひんやりとした室温、それらの感覚は起きているからこそ感じられるものです。それを存分に感じられるのは幸せだなと思っているうちに、浅い眠りがやってきました。
結局のところ、眠れなかったことに対するネガティブな気持ちのほうが、眠れないことそのものよりも辛かったりするのです。だから、眠れなくても不幸じゃないと思えれば、翌朝の気持ちはずいぶん軽くなります。今日のスマートウォッチが示す睡眠時間は他の平日よりずっと短かったけれど、なんとなく明るい気持ちで朝を迎えることができました。
これまでは、今日も眠れないかもしれないとつい思ってしまい、日曜の夜は憂鬱でした。もちろん解決すれば嬉しいことですが、そうでない間はやむをえないことと受け止めて、あまり深く悩まないようにしようと思います。その代わり、眠れなくても幸せを感じられるように、睡眠環境を良くしてゆきたいです。
