かもさんのひそひそ話

耳をすませば聞こえてくるよ

天職を大事に

自分の担当しているプロジェクトが少しずつ動き出し、来週は顧客と打ち合わせを待つことになりました。久しぶりの英語での議論になるので少し緊張します。それと同時に嬉しく思ってもいます。いつでもどんな相手でも、顧客やその候補、共同研究先と話すのが楽しくてなりません。

 

企業研究者は自分にとって天職だと思います。自分の持つ知識や技術が、顧客の、ひいては世の中の役に立つ実感が直接的に持てるからです。力及ばずで悔しいこともあれど、それもまた次に向かう強い動機になります。何よりも、新しい課題に直面してその解決の糸口を探っている時に、本当に生きているという実感が湧くのです。そのためなら寝食を忘れて…あぁ、これは良くないのでした。

 

人よりも苦労せずにできることが自分の得意なことだ、とよく言われます。研究とそれにまつわる事柄は、全然苦労だとか辛いとかは感じません。まだまだ胸を張れるレベルではないのですが、やはりこれは得意なことなのかもしれません。せっかく巡り会えた天職を大事に全うしていこうと思います。そのためにはやはり、やり過ぎないことを強く意識しなければいけません。また潰れてしまうことのないように、自制心を持って働いていきたいです。