かもさんのひそひそ話

耳をすませば聞こえてくるよ

タイピング練習は写経の文化に繋がるところがある

ここ数か月、英文のタッチタイピングの練習にはまっています。毎日1時間弱くらい練習しています。最初はおぼつかなかったのですが、今は数字と記号を含めてほぼ手元を見ずにタイピングできるようになりました。打鍵速度は60wpmくらいで、打鍵が早いネイティブの人くらいの速さで打てています。

 

始めたきっかけは、仕事で文章を打つ機会が多いわりにタッチタイピングができていず、タイプミスが多くて打つ速度も遅いことが気になっていたことです。特に最近は、リモートワークの影響もあって多くの人と画面共有しながら文章を打つことがあり、あまりにタイプミスが多いと恥ずかしい気がしていました。それに、画面と手元を視線が動くので、肩こりや目の疲れがひどかったのです。

また、特に英文に関しては、英語独特のキー(QやXなど)の配置を指が覚えていないので手元を見ながら文章を書くことが多く、英語が出てこないのも相まって文章を書く速度が遅いのが悩みでした。チャットの際など、書くのが遅いとほかの人の間で話題がどんどん先に行ってしまう状態になり、つらかったです。

プログラミングの勉強を始めてからは、教材を見ながら打てると効率がいいだろうなと感じることもしばしばありました。

 

そこで始めたのが「Typing Club」というサイトのタイピングゲームです。有名なので知っている方も多いかもしれません。指1本ずつキー対応を覚えていくスタイルだったのでとっつきがよく、レベル設定もいいのか飽きずに進められています。タイプ速度が速くなるにつれて、打鍵している感覚がだんだん薄れてきて、考えたことがそのまま画面に出ているような錯覚を覚えてきました。

タイピング練習で「表示された文章を間違えないように早く打つ」ことに集中していると、打っているときに、あるべき場所にピースがピタピタとはまっていくような快感があります。また、打ち終わったときのすっきり感がすごいです。不安な時にお経を写経すると心が穏やかになる、といいますが、それと同じような感覚が得られているのかもしれません。

 

タッチタイピングの練習は精神修養の効果もあり、また実務にも(多分)役立つのでおすすめです。

 

「書く習慣」1か月チャレンジの5日目、「今はまっていること」について、でした。