かもさんのひそひそ話

耳をすませば聞こえてくるよ

オリーブの花:イタリア滞在中の思い出

ゴールデンウィーク中は、昔イタリアで書いていたブログから再掲することにしました。よければ読んでみてください。

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2018/5/4

 

前回の記事でオリーブの花粉について書いたら、そもそも花がどんなものなのかが気になり見に行きました。家のそばにたくさんオリーブの木があり、花はすぐに見つかりました。

木に咲いているオリーブの花

地面に落ちたオリーブの花

花は白くて小さく、可愛いです。香りはほとんどありません。ちょっと驚いたのが、ぱっと見はすごく金木犀に似ている(ただし白い)ことです。

キンモクセイの花(Wikipediaから引用)

金木犀の英語名も、”fragrant orange-colored olive(香りのあるオレンジ色のオリーブ)”というそうです。割とそのままの名前でびっくりしました。オリーブも金木犀も、同じモクセイ科の植物だからかもしれませんね。でも残念ながら、イタリアで金木犀を見かけたことはありません。

花の見た目と同様に実の味も似ているのかなとも思ったのですが、日本では金木犀は実がつくことが少ないようです。金木犀の木は雌雄が別で、日本に輸入されるほとんどの木が花付きの良い雄株だそうです。原産地の中国では雌雄が揃って実がつくこともあるようですが、食べることがあるかは分かりませんでした。

オリーブも金木犀も身近な植物なのに、調べてみると知らないことがたくさんあるものです。